ハサミデビューの前に

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2、3歳ごろになるとハサミに興味を持ち始めるお子さんもいます。
でも、いきなりハサミをスタートさせていいのかな?と思う方もいますよね。
実はハサミデビューをする前にできることは、たくさんあります。
しかもそれが遊びの中でできたらうれしいですよね!
どんなことができるのかいくつか紹介していきたいと思います。

ハサミデビューはいつする?

そもそもハサミデビューはいつ頃するのがいいのでしょうか?
お友達の子が始めているから?お兄ちゃんはこの頃もうハサミを使えていたから?
いいえ、ハサミデビューに、早いも遅いもありません。

お子さんが、興味を持ったり、少し約束事や決まり事が守れて「使ってみたい」
「やってみたい」という気持ちがある時こそが、始めどき!だと、思います。

無理せずまずは日常の生活や遊びの中から、少しずつ指先を使うのがおすすめです。
我が家で取り入れていた遊びも踏まえて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

3本の指を使おう

親指、人差し指、中指。
この3本は突出した脳と言われるほど大切な指。この3本の指を使う事は、ハサミだけじゃなく、ボタンかけや鉛筆、お箸の持ち方にもつながりますよ。

3本の指を使った遊びをご紹介します。

1.棒通し、紐通し

どちらも3本の指を使った動きになりますが、
まずは難易度の低い棒通しから。
紐通しは難しいので、焦らずなくて大丈夫です。
どちらも穴が小さいと難しいので、通しやすそうな大きさのものから
始めてみてくださいね。

2.トング

トングでものを挟む動きは指先を使いながら、力加減や力の加えかたも身に着けられます。
お家にあるものでも、100円ショップのものでも◎
おままごとの食べ物を挟んでお店屋さんごっこをしたりして楽しみながらできるといいですね。

3.シール貼り

シール貼りも一見関係なさそうに見えますが、貼る時、剥がす時、どちらもよく指先を使います。
シール貼りが好きな子は多いですよね。ちょっとした時間でも、楽しんで出来るのでおすすめです。

4.洗濯ばさみ

こちらもおもちゃではないですが、興味を持つお子さんが多いものです。
大人が使っているものに興味を示すお子さんも多いですよね。
洗濯バサミは3本の指に力を加えるので、難易度も上がりますが、
3本の指をとても良く使います。大人が使っているのを見て興味を示したり、
やりたいと言い出したら、チャンスだと思って、ぜひまずは大人が使うところをゆっくり見せてみてくださいね。

こんなものも


穴あけパンチ(一つ穴のもの)

100円ショップでも売っている、一つ穴タイプのもの。
紙を挟んでぐっと力を入れるなど、なかなか難しいですが。難しいからこそ集中して取り組めます。
裏の蓋部分を半分切っておくと、紙を挟み込むところや、穴が開くところがわかりやすいので
おすすめです。



おたすけツールセット

我が家ではおたすけツールセットを使って、細かいものを挟んだりつまんだりして遊んでいました。最近は100円ショップでも、似たようなものが販売されていますよ。

これ使ってます!色々入っていて楽しい★

ハサミデビューしたけど失敗

ハサミデビューはしたものの、結局うまくできない事が続いて、子どもがハサミを嫌になっちゃった。と言う事はよくある事です。
ハサミは経験を重ねる事で、少しずつできるようになっていくものなので、
成果が見えないうちは、子どもも諦めてしまう場合があります。

それはそれで大丈夫です。またハサミブームが来たら、再開すればOKです。
焦らず、お子さんの様子に合わせて取り入れていきましょうね。

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