クリスマスを終えて。『待つ』経験

ポスト
シェア
送る

こんにちわ。いつママの「るな」(保育士経験11年、現在4歳の繊細っ子の子育て中)です。

4歳の息子は、昨年よりもはっきりと、クリスマスを認識し、
意識して過ごしていた様子がありました。
クリスマスを終えて私が感じた事とは…。

一年経って

私は、一年前の3歳の時のクリスマスを思い出していました。
その時も、『2歳の時はほとんど興味がなかったのに、
今年は分かっているんだなぁ』と、思ったのを覚えています。

そして、4歳のクリスマス。
11月から来月はクリスマスだからと息子と一緒に、
飾りつけを用意したり、クリスマスの準備をしました。
盛大なものでは無かったけど、息子は楽しそうに準備をしていました。

11月半ばからは、毎日のようにいつがクリスマス?と聞いてきて、
カウントダウンの紙を書いたり、
12月に入ってからは、アドベントカレンダーもスタートしました。

子どもにとって
『待つ』ということは

大人の待つと、子どもの待つは違うと思っています。
それは、楽しみな予定も、苦手意識のある予定だとしても、
大人の待つと、子どもの待つには違いがあると思います。

先が見える大人にとっては、そこまでの距離が分かるけど、
子どもは、その距離がはっきり見えない。
いわば、どこまでも続いているような道を歩いているような感じにも
少し似ているのではないでしょうか。

それは希望と不安の二つが重なり合っているようなもの。
待つ=希望と不安
ということなのかなぁと思っています。

日常の中の待つ

お料理してるから待っててね
今、お仕事してるから待っててね
手が離せないから待っててね
あのおもちゃは、今お友達が使ってるから待っててね
順番が来るまで待っててね

日常の中で待つ事はたくさん存在しています。

その中に子どもの心は
『お料理終わったら、抱っこしてくれるかな』
『お仕事終わったら、お話聞いてくれるかなぁ』
『終わったら、これ、見てくれるかな』
『お友達が使い終わったらおもちゃかしてくれるかな』
そんな風に期待が混じっていてるものだなと思うのです。


私は『待っていてね』の言葉の先にある、
その期待を裏切っていないだろうか。

待つ事ができたその先に…。
待つだけで終わりにしていないだろうか。


クリスマスの準備をしていく途中で、
そんな事も考えさせられたクリスマス準備でした。

クリスマスを待つ

その中でも、クリスマスを待つという事は、
日常の待つというものよりも、より大きくて、
『通常の待つ』より、
『目に見える待つ』に少し近いようなところもあるかもしれません。

息子と毎日楽しんだアドベントカレンダー。
1日、1日と、目に見えて、クリスマスが近づいてくる。

やがてくるクリスマスを信じて待つ。
じりじりとした、気持ちを抱えながらも、
信じて待つ。楽しみに待つ。

クリスマスまでは、あとこのくらいなんだという事を、
なんとなく感じながら待つ。

待つにも色々あるが、
このクリスマスまで待つという事は、
色んな気持ちが入り混じって、感じ、
見えないけれど、『待つ』は自分の力になっていると思いました。

『待つ』とは『信じる』ということ

すぐには取得できない『待つ』。

繰り返し、経験して『待つ』を、取得する。
子どもは、大人以上に待つ事は難しいものです。

何度も何度も、小さな待つと、大きな待つを経験し、
自分の中に取り込んでいくことで、養われていく力なのです。

そして、そこには、揺れ動きながらも、
やがて訪れるだろうということを
『信じる』気持ちがあるのではないでしょうか。

待つという、そのものの中に、
『信じる』ということがある。


目には見えない『信じる』を
生活の中で大切に育てていきたいなと思いました。

そんな気持ちを大切にするには、
子どもが待っていてくれた時、
『ありがとう』と、待っていてくれたその後に
子どもと向き合うことが大切で、
『信じて待っていた』
という事につながるのかなぁと思いました。

大人の私は

さて、私は待てているだろうか。
子どもが子どもの時間軸で過ごしている時、
私は待てていないと思います。
あぁ、これいつまでつづくんかなー。
なんだろうこの無駄な時間…。
もう、出かけるよって言ってるのに、いつまでやってるんだろう。
ご飯食べるのにどんだけ時間かかっているんだろう…

効率ばかりを考えている私。

『息子の事を待つ』という私自身の力が
乏しくなっている今日この頃。
入り混じった『こうして欲しい』という希望から
待てなくなっているなぁと気付かされました。

待つを繰り返し学ぶのは、
大人も子どもも同じ。

私自身、すぐに全部が全部
出来るわけではないから、
毎日の小さな待つを経験して
息子を信じて待つ力を、
私も養っていきたい。

この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです。
インスタグラムも見てね!


いつママのInstagram

強調線
フォローしてね
ハート 強調線