⑥好ましくない行動への対処法
こんにちは!いつママの「ゆみ」(保育士歴10年、4歳と5歳年子の母)です!
以前インタビューをさせていただいた、神奈川県平塚市で相談支援専門員として活躍していらっしやる、『相談室つぼみ』の和久井先生に再び!インタビューをさせていただきました!
今回は「好ましくない行動への対処法」についてです!やってほしくない行動を子どもが取った時って、本当に困りますよね。すぐにやめてくれたらいいけれど、なかなかやめてくれない…なんてこともありますよね。そんな時にどのように対処するのがよいのかを詳しくお聞きしてきました!
1.無視をする?

和久井さん:
次に、行動を3つに分けた時の2つ目の好ましくない行動への対処法です。
好ましくない行動が出た時、どのような対処をするといいのかというお話をしますね。
好ましくない行動が出た時に、ママは「ダメでしょう」と怒ってしまいますが、怒られるのも一つの注目です。
褒められる注目と怒られる注目、どちらも子どもにとっては「僕のことを見てくれてる」と思います。
叱られるのも「ダメでしょう」と一瞬我慢すれば済むので、効果はあまりないかもしれません。
何度も同じことを繰り返して「この前も言ったでしょ」「なんで分かんないの」と言っても、子どもは過去のことは覚えていません。
ゆみママ:
本当に過去のことはきれいさっぱり覚えてないですよね!(笑)
和久井さん:
ね!覚えてないですよね!
だからそういう時は無視をしましょう。
無視って言葉ってあんまり好きな言葉ではなんですけど…。
無視とは、注目を取り去って好ましい行動が出てくるのを待つことです。とにかく見て見ぬ振りをするということです。
「またやってる」と思って注意すると、同じことの繰り返しになるので、注意をせずに見て見ぬ振りをしてください。
そうすると子どもは「いつも怒るのに、なんで今日怒らないんだろう」と不思議に思うんです。
なんでだろう?と不思議がって、行動がエスカレートする場合もあります。
例えば、ママが電話をしている時に、子どもが動画を観ていてそれが終わってしまった。
子どもがまた観たいから「やってやって」と言ってくる。
けれどもママは電話をしているから「待ってて」と言うと、子どもは足にしがみついてきたり、大きな声を出したりして、これでもかってくらいやってくる。
でもママはひたすら無視し続けます。
けれど子どもがギャンギャン泣いてきたら「しょうがないわね、じゃあ今やってあげるわ」とやってしまったら、子どもの思う壺で、ここまでやればママはやってくれる…と間違った学習、誤学習をしてしまいます。
だから、一度無視すると決めたら最後まで無視してください。
泣いても騒いでも、ママは電話を続けます。
そうすると子どもは声のトーンを下げることがあります。
泣き続けているんだけど、ママがかまってくれないとちょっとトーンを下げることがあるんです。
だからそこを見逃さずに、電話の相手に「待っててね」と言って、子どもに「待っててくれるんだね。ママあとちょっとでお電話終わるから、いい子にしててね」と言い、トーンが下がったことを褒めて、電話の相手に「また後でかけるね」と言って電話を切る。
そして子どもに「偉かったね」と褒めてあげます。
無視とは、子どもの存在そのものを無視するのではなく、あくまでもその子が取っている行動を無視します。褒める時も行動を褒めるので、無視も行動を無視します。
無視は褒めると組み合わせると効果的です。
子どもがワーっとなっちゃう行動を取った時、ママが無視をします。
子どもがちょっと落ち着いたら、すかさず褒めます。
無視と褒めるは組み合わせるとより一層効果が上がります。
2.タイミング
無視にもコツがあり、1つ目は褒めると同じで「タイミング」です。
これは好ましくない行動が始まったらすぐに無視をする。
時間がたってから無視しても、「ママは一体何に怒ってんの?」と子どもが思ってしまう。
ママが無視していることと、子どもの行動が結びつかないです。
3.視線と体
和久井さん:
2つ目は視線と体です。
子どもと視線を合わせず、体の向きを変える。
子どもがそんなことをやったってママは全然興味ないわという態度を示す。
子どもにあきらかに分かるようにではなく、何気なくやると良いと思います。
私が伝えているママ達の中には、携帯をいじって見て見ぬ振りをする、と言っていたママもいます。
4.メッセージ
3つ目はメッセージです。
これは子どもの行動に対して怒っていることを見せず、子どもがそんなことをしたってママは何も思わないわというそぶりをしてください。
ただし、ママの体調が悪い時やイライラしている時は無視はできないと思います。
ママが穏やかな時に使う。
穏やかじゃない時は、効果が出ないのでならなくたっていい、いつも通り怒ってもいいです。(笑)
ゆみママ:
やらなきゃいけないのかなって思ったんですが、気持ちが穏やかじゃない時はやらなくていいんだ!よかった!ってなんか安心しちゃいまいした。(笑)
和久井さん:
やらなきゃいけないと思わなくて良い。
褒めるのは1日1回以上はやってあげてほしいですが、無視は自分の体調が良い時に無理なくやってください。
たまにママがいつもと違うのに、何も言わないと文句を言う子もいると思うけど聞き流す。
「ばか」など暴言も聞き流す。
内心「覚えてろよ~!」って思っても。(笑)
その時も態度には出さない。
好ましくない行動には目を瞑り、同時にしている好ましい行動を褒めるのも上手な無視です。
例えば「おもちゃ片付けてね」と言った時、子どもはまだ遊びたいと思っている。
ママが「片付け終わったらお買い物に一緒に行こうね」と言うと、子どもは『お買い物にも行きたいんだけど、まだ遊びたい』と言う気持ちがある。
だから子どもは「まったく~!もっと遊びたかったのに~!」って怒りながらおもちゃ箱に投げながら片付けてる。
ママの「おもちゃ片付けてね」と言ったことに対して、怒りながらも片付けている。だから文句を言いながら投げている行動は無視する。
片付けている行動だけ「片付けてくれたのね。ありがとう」と褒める。
和久井さん:
本当はもっと丁寧に片付けてよ!って思うし、言いたいんだけど…そこはちょっと置いといて。
「片付けてくれたのね~!ありがとう~!」って褒めてあげる。
これも大事なことの一つです。
ゆみママ:
ついポロっと言ってしまいそうになりますね。「もうちょっと優しくして!」って。(笑)
和久井さん:
どのママもね、そう言いたくなると思います。
この無視をする前に、ママが嫌だなと思う行動を決めておくと良いです。
何でもかんでも好ましくない行動を無視しようとせず、今はこれが嫌だからこれだけは無視しようという風に決めておくと良い。
そうするとお互いに負担もない。
お子さんによっても違うので、ママがこれは無視して行動を修正したいと思う行動を決めて頂けると良いと思います。
好ましくない行動への対処法、とても為になるお話でした。
自分の中でこれはしてほしくない行動ってありますよね。これを家庭の中で共有して、ママとパパで共有するもの良さそうですよね。
この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです★
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