『相談室つぼみ』 和久井さん ②「どんな質問や相談をうけているの?」
こんにちは!いつママの「ゆみ」(保育士歴9年、4歳と5歳の年子の母)です。
前回に引き続き、神奈川県平塚市で相談支援専門員として活躍していらっしやる、『相談室つぼみ』の和久井先生にインタビューをさせていただきました!
今回は主にどんな質問や相談が多いか、などを聞いています!
特に赤ちゃんについての悩みも多くありました。
「寝ない」「ミルクを飲まない」などあるあるな悩み相談から、小学生から高校生など年齢層も幅広いので、子どもが大きくなったらこんな悩みも出てくるんだな…!?という驚きと心構えが持てる内容になっています!
インタビュー①「子育てにおいて大切なものとは?」
1.どんな質問や相談を受けてる?

ゆみママ:
一番多い相談事ってなにがありますか?
和久井さん:
私は未就学のお子さんと、小学校・中学校・高校生のお子さんを持つ保護者の方と大人の方の相談も受けています。
まだ学校に上がる前のお子さんをお持ちのお母さんからの相談で一番多いのが赤ちゃんの相談です。
〇寝ない
〇ミルクを飲まない
〇抱っこを嫌がる
〇視線が合わない
〇極度の人見知り(パパにも祖母にもいかない)
〇誰でもいい(ママのことが一番好きじゃないのかな…って思って心配になってしまう方もいます。)
〇人と関わるのを拒否する
〇思い通りにならないと暴れる
〇噛みつく
〇言葉が出ない
〇切り替えができない
〇偏食が多い
〇癇癪が多い
〇年長さんなのにトイトレができない
〇集団活動に参加ができない
〇よく転ぶ
〇特定の感触を嫌う(粘土や砂など触れない)
そういうご相談が多いですね。
和久井さん:
その次に多い相談内容が、小学生や中学生ですね。
〇学習についていけない
〇お友達がいない
〇友達関係が確立できない(約束事をして、その場に行くも誰もいなかった…など)
〇親友とまではいかないけれど、遊ぶ約束をして遊べる友達がいない
〇先生から注意ばかり受ける
〇ゲームばかりする
〇youtubeばっかり観てる
〇嘘をつく
嘘の見解もお母さんと子どもとはちょっと違うと思うんですが…子どもの噓って言うのは、子どもにとって都合のいい嘘をつく、大人の人の悪い嘘とはまたちょっとニュアンスが違う。
〇不登校になる
〇中学生くらいになると、自分の居場所がなくなり学校に行かなくなって万引きをする
〇お友達と喧嘩して警察に保護される
ちっちゃい子のお母さんは、ちょっとまだ想像ができないかもしれないんですが…
ゆみママのお子さんもまだ小さいですもんね。
ゆみママ:
そうですね、まだまだ想像できないですね~。
和久井さん:
想像できないですよね~。
小学5年生くらいからそういう風になっちゃったっていうお子さんもいらっしゃるんです。
高校生くらいになってくると、就職をどうしようか就労はどうしようかという相談が来ます。
私のところに来てくださる方は、障がいをお持ちの方や発達障がいの診断を受けた高校生たちが来るので、普通の会社だとなかなか自分の居場所が見つけられないから、特例子会社という障がいを持った
お子さんたちの面倒を丁寧に見てくれる、仕事を教えてくれるような会社が平塚市内にいくつかあります。
知的の遅れがゆっくりで、普通の会社では無理だという方には、福祉的就労という事業所さんがたくさんあります。
在宅にならないように、高校生になってからも「いってきます!」と言っていく場所があり、
「ただいま!」って帰ってくる所があるような会社を探すお手伝いをしています。
ゆみママ:
素敵なお仕事ですね♪
和久井さん:
ありがとうございます♪
2.相談したい時は・・・

ゆみママ:
子育てをしていて、子どもの気になる姿やこれって大丈夫かな?って思った時や気付いた時に、どこに相談したらいいでしょうか?
和久井さん:
先ほどもお話した中で、多い相談の中で思い通りにいかないとか暴れちゃったり、噛みついちゃったり、落ち着きがなかったり、発語がなかったりとかね、色んなご相談があるんですが
専門家に相談するのが一番いいと思います。
幼稚園とか保育園に通ってたら、保育園の先生とか幼稚園の先生に「うちの子のここが気になるんです」って言ったら先生の方で園の様子を話してくれたりします。
神奈川県平塚市では「発達支援室くれよん」で色んな相談を受けてくれるので、平塚市に在住の方はまずは「くれよん」に相談すると良いですね。
大きいお子さんでしたら、学校の先生に相談すると「教育相談センター」っていう所もありますし、
小児科で相談するのも良いですし。
色んな相談場所がります。
本当に気になるなって思ったら、早めに相談しましょう。
今そのお子さんたちが何に困っているのか見つけてあげられるのが一番いいと思います。
困っていることが多くなると不安になったり、成功体験も少なくなって、自分を好きになる自己肯定感が下がってきてしまうのですぐに専門家に相談すると良いかなって思います。
ゆみママ:
ありがとうございました!
今回のお話もとても共感のできるものでした。
悩んでいるのは自分だけじゃないんだな、と改めて気づくことができました。
なかなか周りに相談できない子育てへの悩みや不安、子どもの気になる姿など、気になった時は専門機関へ相談することが次へ繋がったり、不安を少しでも和らげてくれるかもしれないですよね。
私も長男の事で専門機関に相談したことによって、次へと繋がることができました。
まだまだ不安や悩みはありますが「相談できて良かった」と、思うことばかりです!
この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです★
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