お片付けさせてる?我が家のお片付け事情

ポスト
シェア
送る

こんにちは。いつママの「るな」(保育士経験11年、現在4歳の繊細っ子の子育て中)です。

子どもがいると、なかなか部屋は片付かないし、おもちゃで散らかりっぱなし。
片付けは、私の仕事なの?自分で遊んだものは自分で片付けなさーーいっ!
なんて、日常茶飯事ですよね。

Instagramで見るお家って、みんなとっても綺麗で、
どこにおもちゃしまってるん?どこで遊んでんの?って言うくらい、綺麗なリビング…。
こんなに散らかってるのって我が家だけ?って思ったりもします。

今回は、我が家ではどんな風に、おもちゃを片付ける。
と言うことをとらえているか、お伝えしたいと思います。

我が家はこんな感じ

息子が今好きな遊びは、工作がメイン。
元々そこまでおもちゃでガッツリ遊ぶタイプではないけれど、
LEGOを少しやったり、一緒に遊べば積み木遊びも楽しむけど、
一人だとそこまでおもちゃで遊ぶ事は多くない。

今は工作にハマっているので、おもちゃが散らばってると言うよりは、
工作で作ったものや、ダンボールの切れ端、スズランテープ、
廃材などが、散らばっているような状態です。


では、こんな時、どんな声かけをしているかですが、我が家では『そろそろ片付けようか』『これまだ使ってる?』『もうすぐ夕食だからお片付けしようか』と、なんとなく、もうすぐ片付けてね。と言う事を伝えます。

本人は…
まぁ、そんなすぐに片付けをパパッとするわけでもなく、遊び続けてます。

その時私は…
使ってなさそうなら、私がささっと片付けてしまう事の方が多いです。
片付けてしまって、本人が怒りそうなものは、
聞いたり、とっておいたりしながら、ほとんど私が片付けてしまうことの方が実際は多いです。

遊ぶってパワーだから

遊ぶって、結構エネルギーを使うものなので、遊びが楽しめていれば、楽しめている分だけ、ぐーっとパワーを使っていることが多いです。
単純に遊ぶ事に体力を使うと、片付けにまで集中するパワーが残っていないので、
集中して片付ける事が難しいものです。

大人も、料理をバァーって作った後、片付けたり、お皿を洗ったりするパワーが残っていないってことありますよね。

そんな時、『片付けなさい!』って言われると、ズーンと気持ちが沈んでしまうもの。
子どもにとっては、遊びから片付けへの気持ちの切り替えもなかなか難しいものでもあります。

せっかくの遊びの余韻に浸る事も、私は大切なのではないかなと考えています。

最近は、どれ片付ける?と聞いて、一つでも、片付ければ、十分と思っています。

私の思い

子どもって、日々流れるように生きています。
よく観察してみると、時間がプツッと途切れるような感じではなく、ふわっと流れて、次の行動へうつしていること、なんとなく多くないですか?

それが、子どもの時間と、大人の時間の違いかなと思います。

子どもにとっての遊びは生活の大半。
生きていくための力を遊びの中で育んでいます。

大人に置き換えると、『仕事』と少し近いものもあるかなと思います。
仕事って、一個終わったから、はい、もうおしまい。
と言うわけではなく、たとえ大きな仕事がひと段落ついたとしても、
それで終わりではなく、そこからまた繋がりのある仕事をする事も多いですよね。

だから、我が家では、寝る前に全部綺麗に片付けると言う事をしない方が多かったりします。
明日も明後日もその続きができるように。
片付けてしまったら、そこで一度リセットされてしまうのは、なんだか切ないような気がして。

また1から作り直さなくても、その続きから、
遊びの世界が広がるってとっても素敵だなぁ。って思うのです。

生活の一部である遊びは、昨日の続きでもあり、今日の続きから明日へとつながっていくのです。

判断基準はどうしてる?

幼稚園や保育園などの、集団生活では、片付けはしない。と言うわけにはいかない事もありますよね。
集団生活で、お片付けが少しでも出来ているようであれば、家庭では口うるさく言わなくても、良いのかなと思っています。

集団生活では、もちろんとっておけるものは取っておく事もできますが、全部が全部、昨日の続きが出来るわけではありません。
だから、せめて家庭くらいは、甘く見てもいいかなと考えています。

こう思うようになったきっかけは…

片付けを習慣にしたいなと私も思っていました。小さいうちから身につけておきたい。と。
でも、そんな簡単にはいきません。

幼稚園の先生から、こんな風に言葉をもらったんです。

お片付けは、楽しかった時間とのお別れなんです。
子どもにとっては寂しいもの。だから、その気持ちと向き合いながら、
ゆっくりお片付け出来るようになれば良いんです。
幼稚園では、3年かけて、年長さんの頃にお片付け出来るようになってくれば、それで良いんです。

ハッとしました。
楽しかった時間とのお別れ。
寂しい事なんだ。その言葉を聞いてから、私の考えも変わりました。

我が家のスタイルを見つけて

とは言っても、我が家でもあまりにも、とっ散らかっているのをみると、
これ誰が片付けるんじゃ!と、イライラして、さすがに、『ねぇ、これさ、こんなに出してどうすんの?』なんて言ったりしちゃいますけどね…。


それぞれ、ご家庭で大切にしたいと思う基準は様々。
自分には、これが合うかな。我が家にはこれがしっくりくるな。
うちの子のタイプ的に、こんな感じが合ってるかな。
など、それぞれのスタイルや考え方を見つけて、家庭の中の心地よい空間を作ってくださいね。

この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです。
インスタグラムも見てね!
いつママのInstagram

強調線
フォローしてね
ハート 強調線