保育園からスムーズに帰りたい
こんにちは。いつママの「ゆみ」(保育士歴9年、3歳4歳の年子ママ)です!
我が家の長男は繊細で困り感があります。そんな長男が年少さんの時に困っていたことがありました。お迎えの時にテンションが上がり過ぎてしまい、お部屋から飛び出す、走ってどこかへ行ってしまうということが多々ありました。
お迎えから車に乗るまでがとても大変で、事前に声をかけても、お約束をしても守れず、抱きかかえようものなら全力で暴れて逃げていました。
次男も似たように逃亡してしまうので、2倍大変…。(泣)
今はある程度落ち着きましたが…(次男は絶賛継続中)と言っても、まだ走って行ってしまうことはあります。
当時どうにかできないものかと、あの手この手で試しましたが、尽く失敗に終わりました。
そんな長男に唯一ピッタリとハマった物があったので、紹介したいと思います。
1.「できた!」経験を形に残す
逃亡してしまう長男にいつもお約束していたのが、「手を繋ぐ・歩く・待つ」でした。
お迎えに来てくれて嬉しい気持ち、お家に帰れる安心感!そんなことが重なって、気持ちが爆発してしまい、母の声も先生の声も全く入らない…という状況でした。
長男は視覚的に援助をするとスッと入ることが多かったので、「できた経験を形にする」と良いのではないかと思い、目標達成シール表を作ることにしました。
その日のお迎えの時に、手を繋げたらシールを貼る。歩けたら貼る。待てたら貼る。
最後のマスまで貼れたら、ご褒美シールが貰える。というルールにしました。
こちらが実際に作った表になります。
ちょっと雑なのは…目をつぶってください(笑)
最後の冠のところまでシールがたまったら、ご褒美にキラキラシールをプレゼントしました。
2.経験から自信につながる
目標達成が目で見て分かるからか、長男の楽しみになり、自信にもなり、やる気にも繋がりました。
走る、手を繋がない、待てなかったのが、できるようになっていきました。
長男の好みのシールを使うことでさらに、楽しさや嬉しさも味わえるように工夫をしました。
もちろんできなかったこともありましたが、できなかったことを責めたり怒ったりするのではなく、「できなかったね。だけどまた明日もあるからチャレンジしてみよう」と前向きに捉えられるようにしていきました。
3.効果はそれぞれ
長男にはピッタリとハマったのですが、次男には全くハマりませんでした。(笑)
まだ年齢的に幼かったというのもありますが、このシール貼りもハマることそうでない子もいるのだな、と実感しました。
最近は利用していませんが、長男がふと「あのシール貼るやつ作って?」と言ってくることがあります。
落ち着いたと言えども…なところもあるので、また作ってみようと思います。
保育園からの帰りに悩んでいる人の参考に少しでもなれば幸いです。
そして、この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです★
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