う〇ちのおむつが外れない!!の悩みを解決その②
こんにちは。いつママの「あい」(幼稚園教諭歴4年半、保育士歴7年、4歳と2歳の母)です。
前回の記事では、「うんちトイトレの進め方のポイント」について書きました。
今回は、「トイレでうんちを嫌がる原因と対策」をお伝えしたいと思います。
トイレでうんちを嫌がる原因と対策
お子さんがトイレでうんちを嫌がる理由はいくつか考えられます。
まずはお子さんがなぜ嫌がっているのか原因を理解し、それに合わせた対策をしていきましょう。
①うんちの落ちる感覚が怖い・お尻に水が跳ねるのが嫌
落ちる感覚が怖いというのは・・・
大人がイメージするのであれば、産後、怖くて気張れないような感覚なのかな??
うんちとおしっこは体から出てくる感覚が異なり、肌に密着する状態のおむつで排便する慣れている状態からおむつを外すのは、大人が思っている以上に不安が大きいようです。
【対策】
可能であれば、おまるを用意しましょう。底までの距離が短いので、落ちる感覚を軽減できます。
慣れてきたらトイレに移行していくようにして下さい。
もし、おまるも嫌がる場合は、お子さんが踏ん張っているタイミングでおむつを少し下げ、お尻とおむつの間に空間を作り「うんちが落ちる感覚」を慣らしていくのも◎。
水がお尻に跳ねるのが嫌な場合は、トイレットペーパーを水の中に浮かべると水撥ねを軽減できます。
②力の入れ方や踏ん張りかたが分からない
普通のトイレに補助便座を使用している場合、足が床から浮いてしまいうまく踏ん張ったり、いきんだりできません。
【対策】
踏み台を用意しましょう。最近はトイトレ用の踏み台も多く出ていますが、お子さんが安全に自力で登ることが出来、座った時に足裏が付くものであれば、トイレ用の踏み台でなくてもOKです。
踏み台があることで、足の位置が高くなり直腸がまっすぐになることで排便しやすくなる効果もあるそうです!!
③長い時間トイレにいるのが嫌
おしっこに比べてトイレにいる時間が長くなる為、トイレ空間が苦手な子には苦痛に感じてしまうことも・・・。
【対策】
トイレの空間が苦手な場合は、ポスターやシール等の飾り付けで明るい雰囲気に!!
ひらがな表や予定を記入した(年齢に合わせてイラストで記入)カレンダーもおすすめです。
また、一人が怖い場合には慣れるまで一緒に行き、声をかけたり、歌を歌ったりしながらトイレの時間が苦痛にならないようにしてみて下さいね。(我が家はしまじろうの♪といれっしゃ♪をよく歌ってました!!)
④見られていることに緊張してしまう
我が子を心配する気持ちから、慣れるまでドアの前で見守りがちですが、これが逆効果の場合があります。我が家の長男もこのタイプで、うんちの時は必ず「ドアしめて~」と言います。
【対策】
見られていることを気にしている様子があればドアを半分閉める、離れたところで待つ、「でたら教えてね」と声をかけ外で待つ等々・・・お子さんの様子に合わせて対応してみて下さい。
⑤便秘の可能性
うんちのトイトレを始めると、上手く出せずに我慢してしまうことから、便秘になってしまうことがあります。数日うんちがでないことで、溜まったうんちが太く、固くなり、痛みを感じることを回避する為、出すことを我慢してしまうのです。
【対策】
まずは便秘を解消することが大切。無理にトイレでの排泄を促すのではなく、おむつに履き替えるのも◎。また柔らかく健康なうんちを出す為に、水分量や食物繊維の多い食べ物を意識するなど、食事や生活習慣の見直しも大切です。
それでも便秘が続くようであれば、かかりつけ医の先生に相談してみて下さいね。
焦りは禁物!!お子さんのペースに合わせて原因にアプローチを!!
トイレでうんちが出ないと、つい焦りや不安を感じてしまいがちですが、そもそも子どもにとって、うんちとおしっこは別物。うんちの場合は我慢ができてしまう為、そうさせない為にも、お子さんの気持ちに寄り添いながら、原因を見つけ、解決していくことが大切です。
トイトレは個人差が大きので、周りの子と比べずお子さんのペースに合わせて進めていきましょう。
うまくいかなくても、失敗しても、大丈夫!!
「いつかできるようになる」を合言葉に、ゆっくり取り組んでみてくださいね。
そして、この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです★
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