食べていないのにアレルギー反応!?
こんにちは、いつママの「あい」(幼稚園教諭4年半、保育士歴7年、4歳と2歳の母)です。
我が家の長男は生後10ヶ月の時に卵アレルギーを発症し、1歳5か月頃から専門の病院にて食物経口負荷試験を行い、自宅では経口免疫療法を行っていました。
5回の食物経口負荷試験を行い、卵アレルギーが解除となったのは2歳7か月の時。その後も自宅で少しずつ卵を使った調理品や加工品を食べ慣らしていきました。(アイスクリーム、マヨネーズ、カスタード等、十分に加熱されていない物も摂取済み)
そしてこの夏休み・・・息子が「やってみたい!!」といっていた卵割りに挑戦。
その時の様子について書きたいと思います。
卵アレルギー解除、初めての卵割りに挑戦!!
卵アレルギーが解除となってからも、息子の中で「卵はダメ」という認識が強くあり、卵に触ることはもちろん、卵焼きやオムライスなど見た目で卵と分かる物の摂取も嫌がっていました。
しかし、たまたま観た「卵の割り方のコツ」の動画をきっかけに「やってみたい」という気持ちが出てきた息子。病院でもOKがでていたので、やってみることにしました。
そして・・・初めての卵割りは大成功!!念の為、すぐに手洗いを促しましたが特にアレルギー反応が出ることなく終了。
数週間後・・・自信を付けた息子は2回目の卵割りに挑戦。この日も終了後すぐに手洗いをしましたが、10分程経った頃に「なんか目が変・・・」と目をこすりながら私のところにやってきた息子。
見ると目元を中心に顔全体に蕁麻疹が出ていました。
応急処置
アレルギー反応だとすぐに察知し、自分の手を石鹸で洗った後、すぐに息子の顔と手を洗いました。
その後、痒みの症状がひどく出ていた為、保冷剤で冷やし、念の為に処方していただいていたアレルギーの薬を飲ませ、受診を視野に入れつつ経過を観察していきました。
(この時、受診の際に蕁麻疹の様子を的確に伝えられるよう写真を撮りました。)
30分程経った頃、少しずつ蕁麻疹が引いていったので、この日は自宅で様子をみることにしましたが、蕁麻疹の原因や今後の対応について医師と話す必要があると判断し、次の日にかかりつけ医を受診することにしました。
かかりつけ医を受診
食物経口負荷試験の診察結果をかかりつけ医用に出していただいていたので、これまでの診察結果等の情報共有はできていました。それを踏まえ、前日の蕁麻疹の様子の写真を見ていただいたところ、やはり卵アレルギーの症状で間違いないとのことでした。
医師からは、
①手に付いた卵が完全に落ちていない状態で顔に触れてしまったことで反応が出てしまった
②経口摂取が出来ても、皮膚接触でアレルギー反応を起こすことがある
③半年間は卵の接触(卵割り)を避け、その後様子を見ながら試していく
④幼稚園には接触で反応した旨を伝え、情報を共有する
⑤念の為、頓服薬を自宅で保管しておく
とのお話がありました。
知ってほしい
今回は頓服薬をすぐに服用出来たので様子を見ましたが、薬がなかったらすぐに受診の判断をする位強くアレルギー反応が出ていました。息子のように経口摂取が行えていても、皮膚接触で反応が出てしまうことがあるので、もしもの時に備えての予防や対応の参考にしていただけたらと思います。
そして、この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです★
いつママのInstagramでは、保育士ママならではの知恵が盛りだくさん!こちらもみてね!