子どもが頭をぶつけた時、どうしたら良いの??

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1歳を過ぎたあたりから、色々なことに興味を示すようになると、行動範囲も広くなり、高いところに登ってみたり、転んで擦り傷を作ったりと目を離せなくなりますよね。中でも頭をぶつけてしまった時は、特に心配になると思います。先日、1歳8か月の長女が頭をぶつけて受診をした際に、かかりつけ医の先生から教えていただいた「頭をぶつけた際の対応」について皆さんにも共有出来たらと思います。

こんな場合はすぐに救急車を

①ぶつけた直後にぐったりして泣かない
②反応がなく意識がない
③痙攣をおこしている
④出血が止まらない
⑤呼びかけてもぼんやりしている
⑥名前を呼んでも反応が鈍くぼーっとしている
⑦意識はあるが手足の左右の動きが違う

救急病院の受診が必要な場合

①短時間でも意識を失った
②ぶつけた部分がへこんでいる
③いつもと様子が違う
④1メートル以上の高さから落ちて頭をぶつけた
⑤つじつまの合わないことをいう
⑥物が見えづらい・二重に見える
⑦手足び力が入らない
⑧繰り返し吐く
⑨不安定な歩行
⑩不機嫌でぐずり方が激しい
⑪よく眠る、眠気が強い(寝る時間帯ではない時に)
⑫眠りから覚めない

診察時間内に受診

①普段通り泣き、手足を左右差なく動かす
②泣き止んだ後は、普段通り過ごせている
③嘔吐の回数が1~2回み

上記の症状が無くても、心配な時は診察時間内に受診をしてくださいとのことでした。

家庭で様子を見る時のポイント

〇特に始めの6時間は症状の変化に要注意!!
その後・・・1歳以下の子は48時間、1歳以上の子は24時間経過観察が必要だそうです。ぶつけた直後は症状が出にくいこともある為、安静と保護者の観察が重要。
〇ぶつけたところに大きな傷がない場合は(たんこぶ)すぐに冷やすようにする。
〇長時間の外出は避け、自宅でゆっくり過ごすようにする。
〇長女は頭をぶつけてからあまり時間がたっていなかった為、入浴はシャワーでさっと済ませるよう指示されました。

生活環境を整えよう!!

成長発達に合わせた生活環を整えることで、怪我の予防につながります。
①ハイハイやつかまり立ち、一人歩きを始めたら、階段にはガードをするなどする。
②自転車に乗る時は、必ずチャイルドシート、ジュニアシートを装着し、後部座席に乗せる。
③自転車やキックボードに乗る時は、必ずヘルメットを着用するように習慣づける。


覚えておこう

休日や夜間で病院があいていない時は、#8000の小児救急電話相談に電話すると受診するべきか、様子を見る際はどんな事に注意するべきか教えてくれるそうなので、相談してみて下さいね。

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