暑い時期の外あそびで気を付けること4選!!
こんにちは。いつママの「あい」(幼稚園教諭4年半、保育士歴7年、4歳と2歳の母)です。
ここ最近、日差しが強く暑い日が増えてきましたね。
暑い時期になると心配なのが熱中症。子どもは大人に比べると、体温を調整する機能が未発達な為、注意が必要です。そこで、今回の記事では、暑い時期の外あそびやお散歩の際に気を付けること4つとその対策についてお伝えしたいと思います。
1.熱中症と脱水症状
《対策》
・外出の時間をなるべく朝、夕の涼しい時間にし、出かける前の水分補給を
忘れずに行う。
・体の熱を逃し、体温の上昇を防いでくれる通気性に良い服を選ぶ。
→麻やコットン素材で、首元や袖口にゆとりのある服がおすすめです。
・無理せず日陰で休憩する。
・こまめな水分補給を忘れずに行う。
→喉が渇く前に水分補給することが大切。イオン飲料等にすると
塩分も摂取できるので、必要に応じて取り入れて下さい。
・日よけ付きの帽子で熱中症対策をする。
→休憩時には帽子を取って、汗を拭くようにして下さい。
・ベビーカーや抱っこ紐を使う際は、保冷剤やベビーカー用保冷シート等の
冷感グッズがおすすめ。
→保冷剤を使う際は、そのまま使用するのではなく、タオルに包んで首や背中に
あててあげて下さい。途中で、冷えすぎてないかのチェックも忘れずに!!
※ベビーカーで携帯用扇風機を使用する際は注意は必要です。
使い方次第では、熱風を当ててしまい危険なことも・・・。
なるべく高い位置に設置し、直接風が当たらないようにしてください。
・汗をかいたら着替えましょう。
→汗で濡れてしまった服は通気性が確保されず、熱がこもってしまう
可能性があります。また、肌トラブルの原因にもなるため、
夏は多めに着替えの準備をしておくことをおすすめします。
2.皮膚トラブル
《対策》
・汗が原因で汗疹や肌トラブルになることがあるので、
汗をかいたらしっかり拭く。
・虫よけスプレーや携帯用蚊取り器具で虫対策をする。
→虫除けスプレー等に配合されている「ディート」は、12歳未満のお子さんに
使う際には注意が必要です。濃度に応じた年齢ごとの制限を守りながら
安全の使用するようにして下さい。
・虫刺されは水で流してから治療薬を塗る。
→痒みがひどい時は氷で冷やし、症状が改善されない時は受診しましょう。
・日焼け止めはこまめに塗りなおす。
→小さなお子さんには低刺激&ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)のものが
おすすめです。
3.遊具によるやけど
・遊具であそぶ前には、必ず大人が確認する!!
→暑い時期は鉄製の遊具だけではなく、プラスチック製の遊具も高温に
なっていることがあります。その他にも砂場や地面、マンホール等も
注意が必要です。
※夏場の水あそびが出来る公園等では、裸足になることがあると思うので
注意して下さい。
4.気温差による低体温症
・気温差のあるところに行く際は、汗をしっかり拭き、
タオルケットや羽織りもので体を冷やしすぎないようにする。
→汗を沢山かいた後、そのままの状態で冷房の効いた室内に移動すると、
濡れた体が一気に冷たくなり、低体温になりやすいそうです。
抱っこ紐で抱っこされている赤ちゃんは特に汗をかきやすいので
注意して下さい。
暑い時期の外出はこれを持って行こう!!
・着替えセット
・タオル
・帽子(日よけ付きがおすすめ)
・飲み物(魔法瓶が安心)
・日焼け止め
・虫よけ
・救急セット(虫刺されの薬も忘れずに!!)
・塩分補給できるもの
・薄手の羽織りものやブランケット(室内用)
暑さ対策をして、楽しく過ごそう!!
暑い時期はいつも以上に注意することが多く、暑さ対策の準備も大変ですが、お子さんが安全に楽しく過ごす為には大切なことです。
今回お伝えしたことを参考にしていただき、暑い時期ならではのあそびや行事をお子さんと共に満喫し、たくさん思いを作っていただけたらと思います。
そして、この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです★
いつママのInstagramでは、保育士ママならではの知恵が盛りだくさん!
こちらもみてね!