「我が家のおこづかいルール」の作り方
こんにちわ。いつママの「しず」(保育士経験8年、小学生2児の母)です。
先日、同じ年代の子どもを持つママさんたちと話していて、それぞれのおこづかいをいつからスタートさせたのかなど聞いてみました。
みんなのお小遣いの話はこちら
その時の話の中で分かったことは、すべて親側が勝手に決めるのではなく、親子で話し合って決めること。それがお互いの信頼にもつながって、その後のおこづかいルールに大きく関わってきます。
では、どうやってそのルールを作っていくかを、今のところおこづかい制度を取り入れているしず家でお伝えしたいと思いますね。参考になると嬉しいです。
①まず、毎月自由に使うお金を決めよう。
これは、大人で言う「基本給」のようなもの。
毎月の基本給は、「年齢×100円」にしています。
これは、親が決めた金額です。なぜかというと、ズバリ!兄妹で平等にしたかったから。
子どもたちには、誕生日がくると説明します。本人も納得の様子なのでしっくりきています。
②何にお金を使ってるのかを、考えよう。
ノートや紙に、ちょこちょこ買っているものを書き出してみる。
(兄妹それぞれ書き出してみると◯)
・買い物に行った時のお菓子やジュース
・学校で必要な文房具
・それぞれの趣味のものや、習い事で使うもの
・お友だちへのプレゼントや、お土産
これを明確にしておくと、毎月のお金の使い道が見えてきます。
子ども自身も「1000円超えるものは、お年玉で買おう」「お菓子は少しずつ食べよう」などと考えられるようになります。
そして、親側も「お菓子を買いすぎないようにおやつにおにぎりを自分で握れるように練習をさせよう」「足りない!」ってなるのを防ぐために消しゴムは安い時に大量に買っておいて、文房具屋さんで定価で買わせないようにしておこう」など、考えて、子どもたちに提案できるようになりました。
③おてつだいの金額を子どもと一緒に決める・見直していく。
ここからは、家事のお手伝いについてです。
お手伝いをしておこづかいをもらうというのは、お金の意味や理解ができるようになっていれば、出来高によって値段も変わってくると思うので、10円からなど金額を親側で決めていいと思います。私もそうしていました。
小学生になるとできることも増えてきます。親の要望に応えてくれる時もあれば、応えきれない時もあるので、そこは妥当な金額を親子で決めていくといいですね。
しず家の場合は、一律10円だった6歳の頃と出来高で決めていた7・8歳、そして10歳になり一つ一つが丁寧にこなすことができるようになっているので、親側もとても助かっていることから、一律20円になりました。
このように、年齢とともにおこづかいの内容や金額を見直していくと不満もなく過ごせます。
④おこづかいの渡し方は年齢と成果に対しての心の動きに合わせて
6歳くらいの時は、お手伝いをしてくれたときに、その都度渡していました。
なぜなら、年齢が低いうちは、お手伝いをしてた時に「ありがとう」の言葉と共に10円がもらえるという成果が目に見てとれる方が実感が湧きやすいです。
〝嬉しい〟〝できた〟と、心の動きが目に見えるのです。こちらも手渡しをするのを楽しみに渡していました。お気に入りの貯金箱に、すぐ入れるというシステムで納得していました。
1年生になると、カレンダーに書いておくという形に変えて1週間分をまとめて渡していました。学校で足し算をやり始めるので、1週間分のお金を一緒に計算することで足し算の練習にもなりました。すぐ欲しいという時もあったので(お手伝いを本人的に頑張った時)そういった時には、尊重してその日に渡すこともありました。
3年生になってからは、封筒を用意して1ヶ月に1回渡す形で収まっています。1度にたくさん受け取る喜びを感じてから、月の最終日が楽しみになっているようです。
↓こちらの写真のようになっています。
ボーナスはテストで100点を取ったときや、特別な手伝いをしてくれた時などに臨時で出します。
このように、年齢やマネーリテラシーに対する知識に合わせてお子さんと一緒に決める部分と、家の事情や渡せる額とを、折り合いのつく範囲で決めていくことが何より大切だと思います。また、双方のどちらかに不満が出てきた時は、見直しが必要です。押し付けにならないように臨機応変に楽しく進められるように工夫していきましょう。
そして、この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れ様です⭐️