気になる息子の言葉遣い~我が家の対応について~
こんにちは、いつママの「あい」(幼稚園教諭4年半、保育士歴7年、5歳と2歳の母)です。
長男(5歳)の言葉づかいが気になるようになり早数ヶ月…。
最初は、幼稚園や動画等で知った乱暴な言葉や汚い言葉に対して「真似して使ってみたい(あまり意味は分かっていない)」という姿だった為「遂に我が子にもこの時期が来たか(笑)」と成長を感じつつ、見守りながら必要に応じて声をかけていました。
しかし、次第に何となく言葉の意味を分かっていながら使ってみたり、妹に対して意地悪な口調で伝えたりと、生活の中で気になる場面が増えてきました。
注意すれば、その場はおさまるけれど、それだと何の解決にもならない…
息子自身が気づいて意識できるようになってほしいな…と思い「自分で気づくきっかけ作りの一つ」として、最近良く耳にする「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」について息子に話してみることにしました。
ふわふわ言葉とちくちく言葉とは・・・
「ふわふわ言葉」
相手が元気になったり楽しくなったり、優しい気持ちになる言葉。
例…挨拶、お礼、感謝を伝えるような言葉等
「ちくちく言葉」
相手の心を傷つけたり、嫌な気持ち、悲しい気持ちにさせたりする言葉。
例…相手の事を悪く言ったり、馬鹿にしたりするような言葉等
この2つの言葉を分かりやすく伝えるために、我が家では絵本を活用することにしました。
その絵本はこちら…

4歳~のお子さんを対象とした「ことば選び」について学ぶ人気の絵本です。
文字が大きく、シンプルな文章に加え、イラストの表情からもふわふわとちくちくをイメージしやすくなっています。
言葉の仕分けや線繋ぎ、クイズに迷路と楽しく学べる工夫もあり、5歳の息子は最後まで集中して読むことが出来ました。
この本を読んだ事で、言葉の使い方によって、相手の気持ちが変わるということを考えるきっかけに繋がったと思います。
我が家で気を付けていること3選!!
①まずは大人が見本となるように、正しい言葉遣いとふわふわ言葉を意識する。
→時間や気持ちに余裕がない時は要注意!!感情的にならないよう深呼吸・・・。
もし、ちくちく言葉を使ってしまった時は、
「今の言葉良くなかったよね。ごめんね。」の謝罪と共になぜその様な伝え方になってしまったのか、理由をきちんと説明する。
②息子がちくちく言葉を使っている時は、表情や落ち着いた声の問いかけで、気づけるようなきっかけを作っていく。また、どんな伝え方をしたら良いかを一緒に考えていく。
→正しい伝え方を一緒に考えることで、言葉の選択肢を増やし、ふわふわ言葉を選択していけるようにする。
③ふわふわ言葉で伝えられた時はしっかりと褒める。
今から出来る言葉選びの土台作り

すぐに身につくことではありませんが、言葉の理解力も備わってきている時期だからこそ、「自分で気づく」「気づけるようにしていく」ことが大切であると考えています!!
大人が見本となったり、ふわふわ言葉やちくちく言葉を繰り返し伝え一緒に考えていく中で、少しずつ自分で言葉を選んで発する力を習得していって欲しいと思っています!!
そして、この記事に辿り着いてくださった方へ、今日も一日お疲れさまです★
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